rike-darter’s diary

ダーツ歴半年強の理系BフラからAフラの日記 (ハードもソフトも)

半年前からの軌跡①

人の記憶は失われていくもの。 忘れる前に書いておこうと思います。

初めたての頃、ライブレーティング4でした。 3日で5になり、1月で7になりましたー!!すげーとか思うのもつかの間、これからすぐに、1週間で4に落ちます。

実はこの頃、投げている時すごく肘が痛かったのです。原因はグリップ。 鉛筆やペンを持つように自然な形でグリップすれば良いといいますが、断言します。絶対それは嘘です(教えるの面倒だから出てくる方便です)。

私の最初のグリップはまんま鉛筆のように3本の指でもっていたのですが、親指の向きが矢の先端を向いていました。よく「親指を寝かせる」という表現の真逆です。

このグリップの何がいけないかというと、テイクバックしたときに手首を後ろに返せない、リリースの瞬間手首を前に返せない、の2点です。 結果、手首を一切動かさずに投げることになりますが、腕を振り切った時、腕の振りの衝撃がすべて肘に行くため、間接を痛めてしまいました。

これに気づいた時、本当に3ゲームくらいで肘が痛くて投げれないほどだったので、無理やり親指を寝かせるグリップで、手首を使って投げる練習を始めました。

初めたては本当にボードに届かなかったです。ここからは眉唾な練習メニューを考案して試してを繰り返してきました。笑える練習ばっかです。

まず、投げるときに肘を伸ばせないように、足首用の医療用のサポーター(しっかり固定するやつ)を肘につけ投げました。 これは手首で投げれないとボードに届きすらしないので、投げ方の矯正にはかなり役立ちましたが、肘を使ったり、全く使わなかったり、やることが極端ですね。

次に、矢速が全然でなくなったので、足首に巻くおもり、アンクルウェイトを手首に巻き、サポーターをつけて投げました。 手首を最大限に使わないと届かないのでかなり、手首を使う感覚が磨かれました。

そしておもりを外した時、ものすごい矢速のダーツが投げれるようになっていました。ただし5分もすれば普通の矢速に戻りますが

上の練習は一切オススメできません。絶対に間違った練習です。でも肘が痛い人とかはヒントくらいあれば幸いです。

私は肘を痛めないフォームになるまで1月、ライブレーティングが7に戻るまで3ヶ月かかりました。 正直、停滞期が長く続いて苦しい時期でしたが、周りからフォームが綺麗になったとか、飛びが良いとか、言われることだけを生きがいに練習を続けてました。

補足すると、親指が矢先を向くグリップのすべてが間違ってるわけではありません。フォームと相まって肘に負担が来ていたからです。いわゆるちょい投げのように、リリースしたあとに肘に衝撃が来ないよう腕を引っ込めるような投げ方なら一切問題ないし、そういった投げ方で上手い方も多いので、肘が痛くないなら気にしてはいけません。