rike-darter’s diary

ダーツ歴半年強の理系BフラからAフラの日記 (ハードもソフトも)

ダーツ日記⑥【フォーム改造】

スタンスとテイクバックを見直してみました。

スタンス

いつもどおり立っていつもどおり構えて何も考えずまっすぐ腕を振った時、ダーツが横ずれしていたり、20-3の縦ラインに入っていない時、それはスタンスか立つ位置が適切でないのかもしれない。

私は今までクローズスタンスで足はボードに対して真横を向いているのですが、少し前に向けて見ました。

普段と違うことをすると、変な癖がないため調子良く感じるということはよく有ることなので、まだ結論を出すのは早いかもしれませんが、私には30度くらいの角度でやや斜めの横といった感じのスタンスが良さそうです。

テイクバック

私はテイクバックがやや浅めか普通くらいのテイクバックなのですが、こちらも浅めに変えてみました。

テイクバックを変えると、フォロー、リリース、全てが勝手に変わってしまいます。しかし、ダーツの軌道、刺さりはかなり調子良さげになりました。

私自信はこの深さのテイクバックをしていきたいのですが、テイクバックを変えるともう一つ大きな変化があります。それはテンポです。

このテンポはかなり大きな影響を与えます。今まで、見る・狙う・投げる・次の矢を構える、の流れがありますが、次の「矢を構える」の間に「見る・狙う」も同時に行われているので、構える時間が短くなる浅いテイクバックでは今までより「見る・狙う」の時間が短くなります。

今までより早いテンポで投げることになるので、投げ込みの練習が必要そうです。

ダーツ日記⑤【ウォームアップ改善】

調子いいときの自分の投げているフォームを観察できました。

セットアップのとき、いつもより気持ち肘の位置が前に出ていて、矢を投げるというより、いつもどおり腕を振るといった感じでした。今度投げるときはそれを意識してウォームアップしたいと思います。

少し前に、ウォームアップに時間がかかる分には時間をかければ良い、と考えていたのですが、これからも練習し上達しようと思うと、ウォームアップに時間を取られて練習の時間が減るのはいただけないですね。

少しでもウォームアップの時間を減らせるようにしたいです。そのためには、

  • 筋肉や関節、腱の準備には最低限何をすればいいか
  • 調子のいい自分がどう投げているのか
  • 調子の良い自分を出すためのルーティンか何かは作れないか

の 3 点を考えていきたいです。理想としては、多少のストレッチと2スローくらいで出来上がってほしいですね。

ただ、2つめと3つめは切っては切れない関係でしょう。なぜなら、調子の良い自分の近づくためのルーティンだからです。とはいえ、ルーティンを考える上では必ず調子の良い自分のイメージが必要になるでしょう。

ストレッチ

関節については、ダーツで主に使う関節は手首と肘なので、そのストレッチで十分なのかなー。

それ以上に、手が冷たいとうまく投げれないので、やはり全身のストレッチをしたほうが良さそう。次、試合前に全身ストレッチやってみます。冬のうちにこの悩みを解決しておきたい。

ルーティン

ルーティンで有名なのはやはりラグビー日本代表キッカー五郎丸選手。ということでラグビー日本代表のメンタルコーチをしていた方の本を読んでみました。

五郎丸ポーズはプレパフォーマンスルーティンと呼ばれるものらしく、対人ではなく、常に同じ状況で何かをするときに有効だそうです。ポーズの最中はボールをけることのイメージを作っているそうです。

同じ状況で何かをするってダーツはまんまですね。何か応用できれば良さそう。

また、テニスプレーヤーがミスをした際、何度か素振りをしているシーンを見たことが有ると思います。あれはポストパフォーマンスルーティンといって、悪い結果、流れ、イメージを断ち切るため、いい状態のイメージを思い出す効果があるそうです。

こちらも、ミスがつきもののダーツにはもってこいのものですね。 他にも浅田選手が行ってるセルフトークについても説明があり、なかなかアイデアの宝庫でした。

ダーツのプレー中にできるルーティン、何かないかなー それとイメトレも重要ということですね。

ダーツ日記④【フライトと飛び】

ダーツのフライト替えてみました!!

スタンダードを愛用していますが、PearとSlimを購入しました。

ハード

まずはハードダーツ。普段は、ロングストレートにミディアムシャフトにスタンダードフライトなので、PearやSlimだと矢というよりは槍ですね。

そして、自分の飛びがいかに汚いかが露呈します。大きいフライトによって多少の横ブレが修正されていたがバレました。

しかも、普段と刺さり方が変わるし、軌道も変わるのでかなり難しい。 ただ、小さいフライトのほうが、矢角や軌道を調整しやすく感じました。フライトの空気抵抗が少ない分、コントロールが簡単なんですかね。

ちなみにソフトではスタンダードフライトが初心者向けとされていますtが、ハードではSlimが初心者向けとされてるなんて話もあります。

ソフト

ソフトも同じ、ロングストレートにミディアムスタンダードですが、フライトを変えることで悩みが一つ解決しました。

ハードだと、刺さった角度がそのままなので、失投が分かりやすかったり、飛びに意識がいくため、自分のフォームを調整しやすいのですが、ソフトは当たったもん勝ち、フォームも崩れていくし、飛びもおかしくなって行くのが悩みでした。

フライトをPearにすることで、フライトの抵抗が少ない分多少のミスの影響があまり出ず、自分の飛びが安定しました。

総評

フライトに関しても、バレルの形状と同じことが言えると思います。

ストレートバレルを用いるほうが成長が早いと言われますが、それはトルピードでは多少のリリースのミスに対して飛びや刺さる場所に影響が出にくいのにたいし、ストレートバレルは少しの違いに敏感に影響が出てしまうので、「同じように3投する」ことに関してよりシビアになれるからだと聞いたことがあります。

同じ意味で、スタンダードのほうがよりシビアになれるのかなと思います。

実際、ハードでPearを用いた時、「よくわからないが3本同じように刺さる」と言った感覚でした。普段は「3本同じように投げれた」って感じだったのに。

逆に今まで「刺さり」のフィードバックを得られないソフトではそれのほうが有利かもしれません。

ダーツ日記③【Practice Ring】

注文していたPractice Ringが届いたんです!!

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このリングを買った理由は、普段T20を中心に投げていて、ダブルを回したりをたまにしているのですが、試合で他のナンバーを要求されることがあるので、他のナンバーも練習したいからです。また、ちらっと聞いた話だとT20, ブルをひたすら投げるより、投げるターゲットをたまに変えたほうが良いなんて話を聞いた気も、、(要出典)。

特に、2本で64や63残しの時、T14、T13をきっちり狙いたいですね、外れてもシングルでインナートライしたい。

特に、14,13は奇数、偶数に挟まれてるので、きっちり決めたいところですよね。また、35や46残しの時、3 or 19、6 or 10のワイヤーを狙うものの、T19に入ったり、インナーシングルに入ってヒヤッとしたり、大きいターゲットだから簡単なんてことはないですからね。

ということで、こんな感じに配置してみました。

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ブル練に使えるのは予想外。コークで、相手がミスってくれたのに自分がさらにミスってしまうなんて経験、誰しもあると思います。コークをイメージしながら、インナーを狙いつつ、枠から外れないように一本ずつ投げていく、、、いい練習になりそうです。

不満は、リングを止めるマチ針が吹っ飛んでどこかいくことですね。リングに直撃すると、たまにリングと針が吹っ飛んでいきます。家練なので踏みそうで怖い。

ただ、ここでソフトダーツプレイヤーに良いお知らせです。こちらのPractice Ring、ソフトチップで刺すことができるんです。というより、むしろZeroボードやグランボードにチップで固定する方が針が吹っ飛んでったり、外れたりしなくていいかもしれません。ソフトチップで刺してもリングはきっちり回転しますが、ダーツの先が太いソフトでリングに直撃した時にはじかれるか、リングが回ってダーツがボードに刺さるかは確認していません。

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半年前からの軌跡①

人の記憶は失われていくもの。 忘れる前に書いておこうと思います。

初めたての頃、ライブレーティング4でした。 3日で5になり、1月で7になりましたー!!すげーとか思うのもつかの間、これからすぐに、1週間で4に落ちます。

実はこの頃、投げている時すごく肘が痛かったのです。原因はグリップ。 鉛筆やペンを持つように自然な形でグリップすれば良いといいますが、断言します。絶対それは嘘です(教えるの面倒だから出てくる方便です)。

私の最初のグリップはまんま鉛筆のように3本の指でもっていたのですが、親指の向きが矢の先端を向いていました。よく「親指を寝かせる」という表現の真逆です。

このグリップの何がいけないかというと、テイクバックしたときに手首を後ろに返せない、リリースの瞬間手首を前に返せない、の2点です。 結果、手首を一切動かさずに投げることになりますが、腕を振り切った時、腕の振りの衝撃がすべて肘に行くため、間接を痛めてしまいました。

これに気づいた時、本当に3ゲームくらいで肘が痛くて投げれないほどだったので、無理やり親指を寝かせるグリップで、手首を使って投げる練習を始めました。

初めたては本当にボードに届かなかったです。ここからは眉唾な練習メニューを考案して試してを繰り返してきました。笑える練習ばっかです。

まず、投げるときに肘を伸ばせないように、足首用の医療用のサポーター(しっかり固定するやつ)を肘につけ投げました。 これは手首で投げれないとボードに届きすらしないので、投げ方の矯正にはかなり役立ちましたが、肘を使ったり、全く使わなかったり、やることが極端ですね。

次に、矢速が全然でなくなったので、足首に巻くおもり、アンクルウェイトを手首に巻き、サポーターをつけて投げました。 手首を最大限に使わないと届かないのでかなり、手首を使う感覚が磨かれました。

そしておもりを外した時、ものすごい矢速のダーツが投げれるようになっていました。ただし5分もすれば普通の矢速に戻りますが

上の練習は一切オススメできません。絶対に間違った練習です。でも肘が痛い人とかはヒントくらいあれば幸いです。

私は肘を痛めないフォームになるまで1月、ライブレーティングが7に戻るまで3ヶ月かかりました。 正直、停滞期が長く続いて苦しい時期でしたが、周りからフォームが綺麗になったとか、飛びが良いとか、言われることだけを生きがいに練習を続けてました。

補足すると、親指が矢先を向くグリップのすべてが間違ってるわけではありません。フォームと相まって肘に負担が来ていたからです。いわゆるちょい投げのように、リリースしたあとに肘に衝撃が来ないよう腕を引っ込めるような投げ方なら一切問題ないし、そういった投げ方で上手い方も多いので、肘が痛くないなら気にしてはいけません。

ダーツ日記②【ウォームアップ】

~1月16日

うーん、週末はもっと思い通りに投げられたのに・・・ 理由は単純です。ウォームアップに時間がかかりすぎてる。 大体2時間くらいしないとうまく投げられない。 原因はダラダラ長時間練習しているせいで、自分の思うベストがかなり調子の良い状態となってしまってるのでしょう。

つまり、2時間アップしてうまく投げれてるのは温まったからではなく調子づいたから。実力はせいぜい10分のアップで出せるレベルだと思うべきなんだろうなー。

まあ、それはともあれアップの時間は短くしたい。今後やるべきは、

  • ベストな状態で投げれてる時、どんな投げ方をしてるかを意識して覚えておく。
  • 短いアップでどう投げてるかを意識する。

おそらくこれらは身体のメタ認知ということでしょう。上に書いたのは、試合やリーグのときに思い出してやることで、練習は別に考えたい。ようやく今日の日記のメインに来ました。

少ないアップで投げれるようにする練習 (素案)

今後取り組む練習として、遅延カメラを使いたいと思います。遅延カメラとは、数秒前の映像を垂れ流すカメラです。 実は前からすでに設置は完了していて、自分のフォームを正面から見れるようにしているのですが、あまり違いがわからない。 前がだめなら横から行くべしということで横からカメラでとることにします。

特に、私がアップ前に違和感を抱くのはダーツの飛びと刺さりです。いつもはもっと山なりに飛んで少し角度ついて、3投とも同じ角度で刺さるのになーと思いながらアップしています。 おそらく、一昨日の日記で書いたように、手離れの瞬間が原因なのでフォームを見てもわからないと思うので、逆にダーツの飛びを客観的に横から見ていこうと思います。

ちなみに、自慢(?)すると遅延カメラは1000円のウェブカメラとPythonで自作しました!!

はよAフラになりたいよー(嘘) 最近は対人戦がメインなので勝ちたい一心です。

追記

横からカメラでダーツを写すの、全然違いが分からない(笑) 普通に、ダーツの刺さりや感覚を頼りにした方がよさそうです。

ダーツ日記①【メタ認知・グリップ】

~1月14日

ダーツ日記を始めました。その理由はいくつかあります。

1. 中西永吉選手がオススメしている

2. メタ認知言語化を助ける

3. 自分がどうやって投げてきたかを記録したい

ですね。1, 3 は良いとして、2 に関しては「メタ認知言語化」で検索すると関連情報が出てくると思います (ダーツに関するものも一部あります)。簡単に言うと、「ダーツとかボーリングとか、言葉で伝えにくい知識、身体知をあえて言葉に起こすことで上達しやすくなる」ということらしい。

 

身体知に関しては、いろんな人がいろんなアプローチをしていて、鈴木未来選手 (の旦那さん) のブログなんかでは、遅延カメラを使って自分のフォームを確認するという方法を紹介していたり、他スポーツなら武井壮さんが小学生の時に鏡の前で目を瞑ってイメージどおりのポーズを取るといったトレーニングをしていたそうです。身体知を言葉に起こすというのもその一つの手段だと思っています。 

 

ではさっそく、、、

 

今私が意識しているのは、ダーツの飛びとリリースです。遅延カメラで自分のフォームを見たところ、肘、肩、フォロー、全て同じなのに矢が刺さるところはバラバラ、、、、

つまり、今までの練習の成果を手先が全て台無しにしているということかな?

 

ということで、毎回同じリリースをできるようになりたいので、とりあえずリリースポイントを意識しながら、グリップを意識しながら投げています。飛びを意識するのもその一つです。

 

ちなみに、矢の回転方向という怪しげな話をすると、私は右投げの右回転ですが、無回転のときもあり、回転数も安定していません。今まであまり意識していなかったし、回転まで意識するのはまだまだ先のレベルだと思いますが、今日、左回転を試してみました。

 

いつものグリップしてから右に矢を回転させて持ち、回転をかけながら話す・・・なかなかうまく行かない。ただ、同じ回転するように投げるとうまく投げれたときいつもよりきれいに同じ軌道を通ってスタッキングしてくれます。

 

回転させるとウンヌンはともかく、同じように投げるという意味で同じ回転する矢を3本投げるのは上の方のレベルでは重要になるのかもしれませんね。

ソフトダーツで裏抜きやら表抜きやら矢角やらは関係ない」論vs 「同じ飛びで同じ角度でボードに刺さるように投げることはソフトでも重要な技術」論

の構図と似てますね